IPA 2019 7 14

書名 Discover Japan 2019 7
出版社 ディスカバー・ジャパン

 最近は、クラフトビール(地ビール)がブームになっていると聞きます。
私は、クラフトビールでは、「IPA」が好きです。
 「IPA」とは、「India Pale Ale」のことで、
昔、インドが英国の植民地だったころに、
インドに在住する英国人にビール(ペールエール)を送るために作られたのです。
 なにしろ、英国からインドにビールを送るとなると、
赤道を2回も通過することになるので、
ビールが劣化しないようにするために、
ホップをたくさん使って、アルコール度も高めにしたのです。
そのため、香りが高いが、苦みも強いものとなっています。
私は、そういうビールが好きです。
 もちろん、ほかのビールも飲みます。
たとえば、スタウトビールです。
つまり、黒ビールのことです。
 この雑誌を見て思うことは、日本には、数えきれないほどのクラフトビールがあります。
日本人が、自分に合うクラフトビール探しの旅を企画するのもよいでしょう。
外国人にも、そういう企画を提案してみてはどうでしょうか。
 ところで、この雑誌には、埼玉県の川越市の小江戸ビールの特集があります。
正確には、コエド・ビールという名称ですが、
コエドの英語表記は、「COEDO」になっています。
 これを外国人が正確に読めるのかと思ったことがあります。
「COEDO」よりも「coEDO」のほうが読めるかもしれません。
「co-」という接頭辞は、「共に」という意味です。
 そういうわけで、「Discover」という単語の意味がわからなくても、
だいたい見当がつくでしょう。
「cover」(覆い)を「dis」(離す、取り除く)ということで、
「発見する」という意味になるでしょう。
参考までに、「dis-」には、「否定」という意味もあります。





























































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